
こんにちは、keiyuです。
渡航先で、滞在期間を1日でも過ぎてしまえば不法滞在なのは、皆さんご存知でしょう。
気を付けておけば、不要滞在になんてならないよと思ってる人が多いとおもいますが、知らない間に不法滞在になる可能性がある事をご存知の人はいるでしょうか?
実際に僕の友人がビザは切れていないにもかかわらず、不法滞在とみなされ、強制退去の上、3年入国を禁じられてしまいました。
滞在期間が過ぎたわけでもなく、不法滞在者扱いになってしまった理由を対策についてお話しましょう。
不法滞在が発覚した経緯
このお話は友人に起こったお話です。友人Aとしておきましょう。
ワーホリでオーストラリアへ半年後に行くことを決意したAさん、ビザ申請を行い取得しました。
出発日迄の半年の間に、ニュージーランドへ友人と旅行へ、帰国はオーストラリア経由でした。
帰国の際、オーストラリアでの乗り換えが格安航空の大幅な遅延により、9時間ほど空港で足止めされたそうです。
この足止めが不法滞在へ大きく影響していて、ある一定の時間を空港で滞在した場合、入国扱いになる国があるそうです。
オーストラリアもこれに当たり、入国扱いとなり、Aさんが取得していたワーホリビザが発動、知らぬ間にビザ上で入国扱いになってしまったようです。
という事で、Aさんがオーストラリアでワーホリをスタートした日には、既にビザが数か月始まってたことになります。
もちろんAさんはそんなこと知りません。
ファームで働きセカンドビザの申請資格を獲得後、ファーストビザが終了する前にセカンドビザを申請しました。
しかし、返答は拒否/Rejectでした。
納得いかないAさんは、イミグレに直接連絡しました。
それによりAさんがすでに超過滞在していた事とその理由を知りました。
故意によるものではないと弁明もしましたが、聞き入れてもらえず、28日以内の退去命令を受けました。
不法滞在による罰則とは
不法滞在による罰則は強制退去が基本のようです。
そして、オーストラリアへの今後の入国が制限されることになります。
罰金などは今回はありませんでしたが、ひどければあり得るかもしれません。
今後、他国へ渡航する際の入国審査において、何かきかれるかもしれません。
入国カードには記載する事になるのであらかじめ渡航する前にもし、不法滞在したことがあれば問い合わせる必要はあるでしょう。
不法滞在が発覚しなかった理由
オーストラリアでの乗り換え時に、滞在時間が長かったため、知らぬ間にワーホリビザが入国扱いとされてしまっただけで、パスポートには何も記載されていません。
つまりAさんが自分で確認する事は出来なかったことになります。
しかし、ワーホリ予定先の国のイミグレにはしっかり管理されているのです。
不法滞在した上で、セカンドビザの申請をするまで、Aさんが不法滞在者であるということが発覚しなかった事は、イミグレは一重にお役所仕事って感じですね。
予防策として
今回の経緯をふまえて対策として
ワーホリビザ保有の状態での海外旅行を控える
ワーホリビザを保有した状態で、海外旅行を予定しなければ起こらなかった事ともいえます。
ワーホリビザを保有する前に海外旅行はすませておきましょう。
ワーホリ予定の国を経由しないこと
既にワーホリ前に家族や友達と海外旅行を予定している場合もあるでしょう。
その際は、ワーホリ予定の国のビザを保有した状態でその国を経由しないことです。
今回の原因の1つは、やはりビザを保有したままでの経由です。
空港滞在時間で入国扱いになるということは、知らない人が多いのではないでしょうか?
僕も全くしらないことでしたので、細心の注意をはらいましょう。
時間に余裕があるプランにする
LCCなどの格安会社は過密スケジュールが多いです。
遅延は多いのでワーホリ予定の国を経由する際は極力LCCを使わず、乗り換え時間に余裕があるものや直行便での検討をしましょう。
イミグレに確認をとる
どうしても、ワーホリ予定国を経由して旅行する必要性があり、心配であればイミグレに確認を取りましょう。
オーストラリアの場合、イミグレはシドニーにあります。
西オーストラリア等の時差がある場所にいる場合、東オーストラリアへの連絡には注意しましょう。
最後に
ワーホリが決まった後に海外旅行をする場合、できるだけ気をつけて計画をしましょう。
1番は、ワーホリの渡航予定の国を経由しないことです。
どうしても渡航先を経由しなければいけない場合は
- LCCにしない
- 空港にできるだけ長く滞在しないプランにする
などの手配をしましょう。
Aさんのように不法滞在扱いとされた場合、全ての予定が狂ってしまいます。
後悔しないためにも、ワーホリ前の海外旅行はしっかりプランニングしましょう!